10月6日朗読と歌の音楽会ー「虔十公園林」を選んだ理由

こんにちは。

イベントページでも公開しましたが、10月6日に大倉山記念館で朗読と歌の音楽会を開催します。

ホールは、石造りのクラシックな美しい建物です。

NYのコロンビア大の図書館思い出します。

 

朗読の題材は、「虔十公園林」という宮澤賢治の物語ですが、
この話をタイトルに出版されることは少なく、何かの本の中に収められるような、やや知名度の低い話かもしれません。
(現在市場で出版されているのは、絵本が出版されています。是非検索してみてください。)

鳥や木々の美しさを見ては、嬉しくてわらってしまう虔中。
村の人や、こどもたちにはいつもばかにされていた彼が、生涯でたったひとつ両親にねだったものは杉苗700本でした。
彼が植えた杉苗はやがて林となって、子供達の遊び場になっていきます。
物語は、この林を巡り、しずかに進んでいきます。

 

誰かが、その人自身でいるだけで、その人はきっと光を放っているように私は思います。
そして、その誰かの光がまた他の誰かをずっと照らしていくこと。
その光の存在は、本人だってずっと後になってみないと分からないのかもしれません。

 

歌という一つのことを自分がずっと取り組んできているからか、
銀河鉄道の夜よりも、注文の多い料理店よりも、セロ弾きのゴーシュよりも、
わたしは、長いことずっとこの「虔十公園林」という物語に励まされてきました。
この静かで素朴な物語の持つ力を、少しでも、沢山の方に伝えられたら本当に嬉しいです。

そして、もう一つ。
ダイバーシティ(多様性)やインクルーシブ(包括的)な社会を、と叫ばれる昨今ですが、
私の生まれ育った神奈川県の、相模原の施設でとても悲しい事件が起きました。
虔十は、物語の中では、はっきりと障害を持つ人としては明言されていませんが、
やはり、周りとは違うと思われていた人として描かれています。

どんな人でも、一人として同じ人はいません。
そして、同じ人はいないからこそ、皆光輝けるのだと思います。

そんな思いを抱きながら、わたしは今虔中公園林のぶつぶつ暗唱しています。

ホールへのベビーカーでの階段無しで来れる道順や、出演者の紹介も、随時更新していきます。

みなさま、是非、いらしてください。

予約は以下より受付開始しています。
販売手数料なし。カード決済、銀行振込、コンビニ支払いに対応しています。
スマホから購入できます。↓

http://storyandmusic.peatix.com

 

 

 

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